映画・映像
“常夏の楽園”として人気のハワイ。 実は150年以上も前から日本人が移民していますが、これまで伝わって来なかった女性の歴史をまとめたドキュメンタリーのバリアフリー版制作とハワイでの上映交流活動の支援をお願いいたします
表題作『Okagesama de ~ハワイ日系女性の軌跡~』は、100年以上も前の情報のまったく無い時代に、写真交換だけで嫁入りのために海を渡った日本女性と、その母の背中を見て育った日系女性の歴史(この映画ではHistoryではなく“Herstory”としています)とガンバリを伝え遺すドキュメンタリー映画です。 | ![]() | |
![]() | ![]() |
監督である松元は、2012年に前作『Go for Broke! ハワイ日系二世の記憶』を制作しました。 これは、第二次大戦時に米国兵として主に欧州戦線で戦った二世退役軍人たちの証言をまとめたドキュメンタリーです。 | ![]() |
そして当然のように二世の女性たちとも知り合い交流を重ねました。
その中で、彼女たちの子供の頃の生活等を聞いていると、移民した一世である親と同じような苦労をし、女性ゆえに教育もまともに受けられなかったことを知りました。そしてそれが日本にほとんど伝わっていない事実も知りました。
古(いにしえ)のハワイの日系社会も当時の日本と同じように封建的で、男性が前面に出て女性は一歩引く社会でした。そのため、女性の記録はほとんど残っていませんでした。
そのために、この『Okagesama de ~ハワイ日系女性の軌跡~』の制作の必要性を感じました。
は、2018年に制作を開始しましたが、なかなか予算が集まらず、途中、コロナ禍を経てなんとか2021年に完成させることが出来ました。
そしてその年のハワイ国際映画祭で公式に選ばれワールドプレミアとなりました。さらに2024年8月からハワイアン航空機内エンターテイメントに採用され、日本路線のみならずハワイと結ぶすべての世界路線で配信されました。このように、ハワイではとても評価されています。
![]() | ![]() |
しかし松元の頭には、忘れられないある一つの出来事がありました。 それは、2019年に神戸で『Go for Broke! ハワイ日系二世の記憶』を上映した時のことです。 その上映会に全盲の女性が来ました。 主催者は松元に彼女の来場だけを告げ、「私たちスタッフが横について解説します」と言いました。 そして上映には、予定通り全盲の彼女が来場しました。 上映前の挨拶を終えた松元は、一番後ろに座る彼女の元に真っ直ぐ進み、横に座って最後まで映画を説明しました。 | ![]() |
写真の通り最後まで読み聞かせましたが、初めてのことで右も左も判らず、決して彼女が理解できるような解説が出来なかったと思った松元は、今作でのバリアフリー版の必要性を実感しました。
そして2022年から少しずつバリアフリー版の制作を開始しました。公的な助成も受けていますが、それでも持ち出し分も多く、さらに仕上げ費と共に劇場上映用DCPの制作やバリアフリー版PR素材の制作費等が不足しており、資金的にもNPO活動に大きな影響が出ています。
![]() | ![]() |
一方で、コロナ禍明けの2023年からハワイでの上映が増えてきました。二世の世代がいなくなってしまった現在、『Go for Broke! ハワイ日系二世の記憶』も『Okagesama de ~ハワイ日系女性の軌跡~』も大変貴重な証言集ということで、現地ハワイの日系組織主催による上映会が増えています。
2024年11月には、ハワイ4島5地区で9回の上映を行い、のべ400名近い方々と交流をしました。
実はハワイの日系人たちは、「現代の日本人はわたしたち日系人のことを知らない」と実感していました。
ハワイに来る多くの観光客は、日系人と交流することも無く、関連施設にも足を運ばないからです。
しかし日本人である松元が多くの二世たちから証言を集め、日系人の歴史を日本人に紹介すべくドキュメンタリー映画を2本も制作していることを知り、大変喜んでくれました。
しかもハワイでも女性の歴史はなかなか知られていないなか、日系女性の軌跡を映像化したことで、上映交流会に来た日系の方からは「女性の記録を残してくれてありがとう」「知らなかった女性の歴史を知ることが出来た」と感謝の言葉をたくさんいただいています。
私たちの活動は、文字通り日本とハワイの架け橋となり、在ホノルル日本総領事館からも応援をいただいています。
![]() | ![]() | ![]() |
想定されるリスクとチャレンジ
バリアフリー版は、すでに音声ガイドは収録され字幕作業も終了しており、UDCastへの登録もすませています。この後、バリアフリー版販促ツールや劇場上映用素材の制作が残っています。
2025年11月頃の上映交流に関しては、現在、ハワイ島やホノルル、マウイなど各島の組織に打診中です。
想定される期間は11月上旬にハワイに渡り、11月上旬から上映を開始し、11月中旬に帰国予定です。
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
私たちは、一方的にご支援をお願いするつもりはありません。私たちにできる限りのお返し、お礼をご用意するつもりです。
アメリカを代表するプロダクトであるコナコーヒーは、一時は日本人移民がコーヒー農家の8割を占めていました。
またアロハシャツの誕生よりも前に日本人移民の労働着として着られていたパラカを使用したグッズなど、日系移民、日系女性にまつわるリターンを用意します。
その他にも、秋に予定される上映ツアーへの参加権に加え、エンドロールへのお名前記載には、編集スタジオでの作業にも参加して頂いて、通常では味わえない体験をしていただこうと考えています。
・5,000円=お礼のメッセージを送ります
・5,000円=Okagesama de オリジナルメッセージプレート
・10,000円=お礼のメッセージと“Okagesama de” DVD(通常版)
・10,000円=お礼のメッセージと“Go for Broke” DVD
・12,000円=お礼のメッセージとオリジナルパッケージのハワイアンコーヒー1/4ポンド
・15,000円=お礼のメッセージとオリジナルパラカ地トートバック
・25,000円=お礼のメッセージと通常版DVDもしくは“Go for Broke” DVD、オリジナルパッケージのハワイアンコーヒー1/4ポンド、オリジナルパラカ地トートバック
・25,000円=お礼のメッセージとバリアフリー字幕版オンデマンド配信での視聴、オリジナルパッケージのハワイアンコーヒー1/4ポンド、オリジナルパラカ地トートバック
・80,000円=*フラ等ハワイ文化団体向け お礼のメッセージとオリジナルパッケージのハワイアンコーヒー1/4ポンド、グループ内での上映会開催の権利(1回のみ。第三者の参加は禁止します)
・100,000円=お礼のメッセージと通常版DVDもしくは“Go for Broke” DVD、オリジナルパッケージのハワイアンコーヒー1/4ポンド、秋頃予定のハワイでの上映会に1日同行する権利 少人数の場合、監督の車両に同乗となります *エアチケット/宿泊等旅行費は別途ご自身でお支払いください
・250,000円=お礼のメッセージと通常版DVDもしくは“Go for Broke” DVD、オリジナルパッケージのハワイアンコーヒー1/4ポンド、秋頃予定のハワイでの上映ツアーに3~4日間同行する権利 少人数の場合、監督の車両に同乗となります *エアチケット/宿泊等旅行費は別途ご自身でお支払いください
・300,000円=お礼のメッセージと通常版DVDもしくは“Go for Broke” DVD、オリジナルパッケージのハワイアンコーヒー1/4ポンド、クレジットロールにお名前記載(劇場上映用DCP含みません)クレジットロール編集作業にお立ち会いいただきます!
・500,000円=企業向け お礼のメッセージと通常版DVD、企業イベント等での上映会(監督の講演付き。監督の交通費はご負担ください)
・700,000円=企業向け お礼のメッセージと通常版DVD、クレジットロールにお名前記載(劇場上映用DCP含みません)、企業イベント等での上映会(監督の講演付き。監督の交通費はご負担ください)
内訳:バリアフリー版制作補填費用 1,150,000円、ハワイ上映交流会費用 700,000円、 リターン経費 400,000円、プロット手数料15% 337,500円
Hiroyuki Matsugen Matsumoto
Nonprofit organization NAC-J Director/Movie producer
5,000円
+システム利用料
5,000円
+システム利用料
10,000円
+システム利用料
10,000円
+システム利用料
12,000円
+システム利用料
15,000円
+システム利用料
25,000円
+システム利用料
25,000円
+システム利用料
80,000円
+システム利用料
100,000円
+システム利用料
250,000円
+システム利用料
300,000円
+システム利用料
500,000円
+システム利用料
700,000円
+システム利用料