プロットレポート
2026.02.27
「クラファン解剖」vol.5―この“お得”なリターンが、なぜ人気にならないのか―

「推し活」という言葉が生まれ、
誰かを応援する行為そのものが文化になりました。
クラウドファンディングの支援者も、どこかその延長線上にいます。
プロジェクトそのもの、あるいは立ち上げた人を応援したい。
それが支援という行為の本質です。
では、なぜ“お得なリターン”が伸びないのか?
クラファンでよく見かけるのが、
市場価格より安い商品
限定数の特別セット
早割価格
しかし、意外にも「一番お得なリターン」が伸びないことがあります。
なぜでしょうか。
価値は“機能”ではなく“物語”に宿る
例えば、
限定ユニフォームよりも
「選手の声」が人気になったり、
もう使えなくなった道具が
すぐに売り切れたりする。
それは、機能や価格ではなく、
そこに込められた歴史や想いが
支援理由になっているからです。
クラファンはECではない
便利なもの、目新しいものを売るなら、
自社サイトやECで十分です。
クラウドファンディングは、
「想いに参加する仕組み」
に近いのだと感じます。
支援者は、商品を買っているのではなく、
その挑戦や夢の一部になろうとしている。
だからこそ、
“お得さ”よりも“意味”が選ばれるのです。